きみがそっと抱えている
胸のとびらのひとつ向こう
その痛みを感じるほどに
ぼくは同じものを持ってない
きみは何も言わないよね
だから誰も気づかない
それでもいいよと誰かにほほえむ きみが
すこし くやしい
みえないものを 感じた日から
みえないものを 大事にできたよ
トガッてみえる あのひとの中にも
ふるえる泣き声が こだましてると
わかったんだ
ああ 痛いね
ああ 優しいね
ぼくは知ってるよ
いつも きみを見てるよ
ああ 愛しいね
ああ 代われないね
ひとつじゃなくて ごめんね
いつも気丈なきみは もっと甘えたっていいよ
ぼくがここに居るから